【STEP3】例え話で文章は別次元になる

マサミチ

難しいことを、難しく説明するのは簡単です。

難しいことを、誰でも分かるように説明するのが、本当に難しい。

例え話は、この「誰でも分かるように」を実現する最強の道具となる。うまく使えると、読んでいる人の頭にスッと入って「あー、そういうことか」という瞬間を作れます。

逆に例え話が下手だと、どれだけ正確に説明しても「結局、何が言いたいの?」となってしまう。

STEP3では、使える例え話の作り方を教えます。

なぜ例え話が必要なのか

例え話の役割は2つあります。

一つは「理解を助けること」。専門的な話や、抽象的な概念を、読者が知っている身近なものに置き換えることで、一瞬で理解させることができます。

もう一つは「オリジナリティを出すこと」。同じ内容を伝えていても、例え話が独特だと「この人の説明、分かりやすい」となって記憶に残ります。これがSNSでの差別化につながります。

料理で言うと、「包丁さばきが上手くても、何を作るか決まっていなければ役に立たない。」文章力も同じで、伝えるべき内容が決まって初めて使い物になります。

『文章はあくまで手段』という抽象的な話が、料理の例えで一気に腑に落ちる。

これが例え話の力です。

例え話の作り方

例え話を作る時は、この順番で考えてください。

①「伝えたい概念は何か」を一言で整理する
②「これと似た構造のものは、日常にないか」を考える
③「その例えで、本質が伝わるか」を確認する

たとえば「ターゲットを絞ると、逆に多くの人に届く」という概念を伝えたいとします。

これと似た構造のものを日常から探すと、こういうものが見つかります。

狙いを定めたレーザーは壁を貫通するけど、拡散した光は何も貫けない。

ターゲットを絞ることへの不安を、光の性質に例えることで「絞った方が力が強い」という本質が一瞬で伝わります

もう一つ例を出します。「リサーチなしで文章を書いても売れない」という話を伝えたいとします。

地図なしで知らない街を歩いているようなものです。方向感覚がよければ偶然辿り着くこともあるかもしれないけど、ほとんどの人は迷子になって終わる。

リサーチの重要性を、地図に例えることで「準備なしで動いても無駄」という感覚を作れます。

例え話を量産するコツ

「例え話って、センスじゃないの?」と思う人が多いんですが、これは訓練で上手くなります。

コツは日常を観察する習慣をつけること。

ジムに行った時、街を歩いている時、ご飯を食べている時。「これって、あの概念と似てるな」と考える癖をつけるだけで、例え話のストックが自然と溜まっていきます。(私はメモ帳をポケットに入れて忘れないように書いてた)

あとは、本や漫画をよく読む人ほど例え話が上手くなります。面白い表現や比喩に出会ったら、メモしておく。それを自分なりに応用する。これを繰り返すだけです。(マジで重要

AIに「〇〇を別のもので例えると?」と聞いてアイデアをもらって、そこから自分の言葉に変えていくのもアリです。ただし、AIが出した例えをそのまま使うのはNG。

あくまで自分の経験や言葉でアレンジすることで、初めてオリジナルの文章になります。

例え話の注意点

最後に一つ。

例え話は、あくまで『理解を助けるための道具』です。

使い方を間違えると逆効果になります。一番多いのが、例え話で終わってしまって、結局何が言いたかったのか伝わらないパターンです。

たとえばThreadsで『人生って、マラソンみたいなものですよね』と投稿したとします。共感は得られるかもしれない。でもそれだけで終わると、読んだ人は『で、何が言いたいの?』となります。

例え話はあくまで入口です。読者を引き込んだ後、必ず『つまり〇〇ということです』と本題に戻す。この一手間があるかないかで、投稿が『なんとなく面白かった』で終わるか、『行動したい』と思わせるかが変わります。

共感を集めることと、人を動かすことは別物です。例え話は後者のために実践してください

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